化粧品OEM 小ロットにも対応 株式会社イザヴェル

ビタミンCは、スキンケア製品に幅広く使用されている美容成分の一つです。肌を健やかに保ちたい方や、透明感のある肌を目指す方に向けた化粧品など、さまざまな製品に配合されています。

一方で、ビタミンC配合化粧品を開発する際には、配合濃度だけでなく、ビタミンCの種類や処方全体のバランス、安定性、容器の選定なども重要です。

今回は、ビタミンCの主な働きや種類、処方開発で押さえておきたいポイントについて、化粧品OEMの視点から解説します。

1. ビタミンCはスキンケアでどのような働きをするのか?

ビタミンCは、主に以下のような目的で化粧品に配合されます。

① 肌をすこやかに保つ

ビタミンCには抗酸化作用があり、肌をすこやかな状態に保つためのスキンケア成分として活用されています。

② 透明感のある肌を目指す

ビタミンCは、肌のキメを整え、明るくなめらかな印象の肌を目指す製品に使用されます。美白を目的とする製品では、配合成分や製品の区分に応じた表現・効能の確認が必要です。

③ ハリのある肌を目指す

ビタミンCは、コラーゲンの生成に関わる成分として知られています。そのため、ハリや弾力を意識したエイジングケア製品にも活用されています。

ただし、化粧品として訴求できる効果は、製品の処方や日本国内の関連法規に沿って適切に表現することが大切です。

2. 化粧品に使用されるビタミンCの種類

ビタミンCには複数の種類があり、それぞれ性質や処方への適性が異なります。製品のコンセプトや使用感に合わせて選定することが重要です。

  • ピュアビタミンC(アスコルビン酸)
    ビタミンCそのものの形態です。処方のpHや安定性などを考慮した設計が求められます。
  • 3-O-エチルアスコルビン酸
    ビタミンC誘導体の一つで、化粧品の処方設計において選択肢となる成分です。
  • リン酸アスコルビルNa(SAP)
    水溶性のビタミンC誘導体です。水系処方などで検討されます。
  • リン酸アスコルビルMg(MAP)
    水溶性のビタミンC誘導体で、製品の目的や処方との相性を踏まえて選定されます。
  • アスコルビルグルコシド
    ビタミンC誘導体の一つで、さまざまなスキンケア製品に使用されています。
  • テトラヘキシルデカン酸アスコルビル
    油溶性のビタミンC誘導体です。油分を含む処方などで活用が検討されます。

どの成分が適しているかは、配合目的や製品形態、使用感、処方の安定性などによって異なります。成分名だけで判断せず、製品全体の設計を踏まえて選ぶことが大切です。

3. 目的に合わせたビタミンCの選び方

ビタミンC配合化粧品を開発する際、「どの種類が最も優れているか」だけで判断するのではなく、どのような製品を目指すのかを明確にすることが大切です。

初めてビタミンC配合化粧品を企画する場合は、以下のような考え方を参考にすると、成分選定の方向性を整理しやすくなります。

① ビタミンCそのものの特性を重視した美容液を開発したい場合

ピュアビタミンC(アスコルビン酸)が選択肢となります。ただし、処方のpHや酸化への対策、使用感などを考慮した設計が必要です。

② さまざまなスキンケア製品に取り入れやすい処方を検討したい場合

アスコルビルグルコシドや3-O-エチルアスコルビン酸などのビタミンC誘導体が候補となります。それぞれ性質が異なるため、希望する製品形態や処方条件に合わせた選定が重要です。

③ 油分を含む美容液やクリームを開発したい場合

テトラヘキシルデカン酸アスコルビルなどの油溶性ビタミンC誘導体が候補となります。油相への配合適性や製品全体の処方バランスを踏まえて検討します。

なお、上記はあくまで成分選定の出発点です。同じ種類のビタミンCでも、原料の規格や配合濃度、他の成分との組み合わせによって、製品の仕上がりは異なります。

大切なのは、成分名だけで決めるのではなく、製品コンセプト・使用感・安定性・容器仕様を総合的に考えて選ぶことです。 初めての商品開発では、目指す製品像を整理したうえで、OEMパートナーと相談しながら適切な成分と処方を検討するとよいでしょう。

重要です。

4. ビタミンCと他の美容成分を組み合わせる際のポイント

ビタミンC配合化粧品では、他の美容成分と組み合わせることで、製品のコンセプトや使用感に幅を持たせることができます。

ビタミンC × ビタミンE・フェルラ酸

抗酸化を意識した処方を検討する際に、組み合わせの候補となる成分です。実際の配合では、成分同士の相性や処方の安定性を確認する必要があります。

ビタミンC × ナイアシンアミド

透明感や肌のコンディションを意識した製品設計で検討される組み合わせです。配合可否は一律に判断せず、使用する原料や処方条件を踏まえて検討します。

ビタミンC × パンテノール・セラミド

保湿や肌をすこやかに保つことを重視した製品設計で活用が検討されます。使用感や保湿力とのバランスを考慮することがポイントです。

大切なのは、話題の成分を多く配合することではありません。製品の目的に合わせて成分を選び、処方全体のバランスを整えることが重要です。

5. ビタミンC配合化粧品をOEMで開発する際のポイント

OEMでビタミンC配合化粧品を開発する場合、成分選定の前に、製品の方向性を明確にしておくことが大切です。

① ターゲットと製品コンセプト

どのような肌悩みやニーズに向けた製品なのか、どのような使用感を目指すのかを整理します。

② 製品形態の選定

美容液、アンプル、化粧水、クリームなど、製品の目的や使用シーンに合わせて形態を検討します。

③ 成分と処方のバランス

ビタミンCの種類や配合濃度だけでなく、他の配合成分との相性、安定性、使用感などを総合的に考える必要があります。

④ 容器と製造条件

容器の材質や形状、容量、包装仕様なども、製品の品質や使いやすさに関わる要素です。希望する仕様に対応できるか、事前に確認することが重要です。

製品づくりでは、成分の特徴だけでなく、ターゲット市場や販売価格、ブランドの方向性まで含めて検討することが、商品企画の土台となります。

6. ビタミンCは高濃度であるほどよい?

ビタミンC配合化粧品では、高濃度であることが注目される場合があります。しかし、濃度が高ければ必ずしもすべての人に適しているとは限りません。

ビタミンCは、クリームや美容液、フェイスマスクといったスキンケア製品にも広く配合されています。ただし、ビタミンCは空気や光に触れると酸化しやすいため、特に敏感肌の方は、肌への刺激を避けるために適切な濃度(通常1%〜5%)に注意する必要があります。

成分の種類や処方、肌との相性によって、使用感や刺激の感じ方は異なります。

特に肌が敏感な方は、使用前に目立たない部分で試すなど、肌の状態に合わせて慎重に使用することが大切です。また、日中は紫外線対策を取り入れ、肌をすこやかに保つ習慣も心がけましょう。

OEMで製品を開発する際も、配合濃度だけを重視するのではなく、製品コンセプトや使いやすさ、処方の安定性を踏まえて設計することが重要です。

7. イザヴェルOEM|日本でのビタミンC配合化粧品の開発をサポート

ビタミンC配合化粧品の開発では、最初から配合成分や濃度を細かく決める必要はありません。まずは、ターゲットや製品コンセプト、希望する使用感、製品形態などを整理することが大切です。
イザヴェル OEMでは、こうしたご要望を整理し、プロジェクトに応じた日本国内のOEMパートナーとの連携をサポートしています。成分選定や処方、容器仕様などについても、各パートナーの対応範囲を確認しながら、商品開発の方向性を検討していきます。

日本製化粧品のOEMを検討している方や、ビタミンC配合製品の企画・開発に関心のある企業様は、ぜひイザヴェルまでお問い合わせください。